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歯の治療マニュアル
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歯並び

私事ですが、私は非常に歯並びが悪いです。周りから見える前歯付近の歯並びはそうでもありませんが、奥歯の歯並びときたらもう惨々たる有様です。不自然に1本だけ引っ込んでいたり、1本大きく内側に食い込んでいたり・・・。このような歯並びになってしまったのは、子供の頃の歯にトラブルが多かったからですが、この悪い例が示すとおり、子供の頃の歯が将来的な歯並びに大きく影響してきます。見栄えのよい歯並びを作るためには、子供の頃から歯に十分気をつけなければいけないのです。

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歯並びを決定する要素

たった今、子供の頃の歯のトラブルが歯並びを悪くしたと一言で言ってしまいましたが、なぜ子供の頃の歯が歯並びに影響を与えてしまうのでしょうか。今までに説明してきたところにその答えのヒントが隠されています。

永久歯は、乳歯があるところの永久歯は同じところから生えてきます。そして、乳歯が自然と抜けるのは永久歯の生える準備ができたときでしたね。つまり、抜ける前の乳歯は、そこに生える永久歯のためのスペースを確保している役割も持っているのです。従って、永久歯の準備ができた段階で乳歯が抜ければ、自然と開いたスペースに永久歯が生えてきて、きれいな歯並びを作ってくれます。

しかし、準備もできていないのに、乳歯を抜くとどうなるでしょうか。隣の永久歯がもし生えてきていたとしたら、開いているスペースにまで歯が進出してきて、後々生えようとする永久歯のスペースを消してしまいます。こうなってしまうと、後から出てくるべき永久歯が正規の位置に生えることができず、ずれたところから生えてきてしまうのです。これでは、歯並びが悪くなるのも当たり前ですよね。これが、歯並びを悪くしてしまう一番の要因です。

他にも、指をなめる癖やつめを噛む癖など、意外なことが歯並びを悪くする要因として挙げられているようですが、特に注意しなければいけないのはこの乳歯の状態、つまり、子供の歯の状態なのです。

歯並びが悪くなると

歯並びはきれいに並んでいる人と、私のようにいびつに並んでいる人がいますが、歯並びが悪いとどのような影響があるのでしょうか。

見栄えが悪い
一番わかりやすく、そして特に女性にとっては深刻な問題でしょう。奥歯の歯並びが悪いのであれば、普段は目に付かないのでそれほど深刻ではないでしょうが、前歯の歯並びが悪い場合はかなり悲惨です。いくら人は見た目じゃないといっても、女性にとってはそう簡単に割り切れるものではないでしょう。
噛みあわせが悪い
歯並びが悪いということは、歯の位置がずれていることであり、上下の歯が噛みあわなくなる可能性が極めて高いです。噛み合わせが悪いと、無理に噛みあわせようとすることによって口や顎全体のバランスが崩れ、顎関節症になったりしてしまいます。また、食べ物を十分に噛むことができなくなるため、細かく砕かれていない食べ物が胃の中に送られることになり、内蔵にまで負担を強いることになります。また、どうせ食べ物を噛めないのだから、余り噛まずに食べ物を飲み込んでしまうこともありますよね。噛まなければ唾液が分泌されなくなります。唾液が出ないということは、歯の再石灰化が遅れてしまうことを意味しますから、より虫歯になりやすくなってしまうのです。また近年、よく噛まないことが脳の老化を促進するなんていう研究も報告されています。このように、歯並びが悪くなると、体中のあちこちに悪影響を与えてしまうのです。見栄えが悪いのも問題ですが、こちらの方がもっと深刻な問題なのです。

歯並びが悪くならないようにするには

歯並びが悪くなると、非常に深刻な問題になりかねませんから、歯並びが悪くならないようにすることが大切なことがわかります。そのためには、歯並びを決定する乳歯を大切にすることが一番重要です。乳歯を大事に扱い、永久歯の準備ができて自然と抜けるのを待つ、これが良い歯並びを作る最大の要因です。乳歯が虫歯になったから抜いてしまえ、というのはダメな例であることがよくわかりますね。虫歯になった乳歯といえども、治療をして、自然と抜けるのを待つべきなのです。

しかし、今まで散々見てきたように、子供の頃の虫歯は問題が多いです。従って、乳歯の時点で虫歯にならないように予防をすることが良い歯並びを作り出すことにつながるのです。

歯並びが悪くなったら

とはいっても、既に後の祭りで、歯並びが悪くなってしまったという人も多いでしょう。そういう人は、歯並びを矯正治療するしか方法はありません。歯並びの矯正に関しては詳しくは触れませんが、現在ではほとんどの歯並びを治せるまで治療技術が進歩していますから、歯並びを治したいと思っている人は歯医者さんに行って相談してみるといいでしょう。ただし、歯並びの矯正治療は矯正歯科の範疇に含まれるもので、保険がきかず、治療費が高額ですから、やはり歯並びが悪くならないように、子供の頃から十分に歯のケアをすることが重要ですね。

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歯並びに関する事柄

健康な乳歯の状態が保たれていれば、歯並びは良くなるはずですが、中には何も悪いことしてないのに歯並びが悪いところがあるという人もいます。代表的な例を2つほど見てみましょう。

すきっ歯
前歯と前歯の間が開いてしまっている状態のことをすきっ歯といいます。すきっ歯は歯並びが悪いということではありませんけど。子供の前歯なんかはすきっ歯になっていることが多いですね。しかし、子供のすきっ歯は全く問題ありません。乳歯は永久歯よりも小さいです。つまり、前歯の隙間が開いているというのは、永久歯のためのスペースが確保されていることを意味しているのです。永久歯ですきっ歯であっても、生えてからそれほど時間がたっていないのであれば、これから前歯が大きくなり、自然と隙間がふさがってきますから大丈夫です。ただし、十分成長したにもかかわらずすきっ歯になっている場合には、矯正治療しなければ治すことができません。
八重歯
女性の八重歯はチャームポイントにもなるので、一概に悪いものとは思いませんし、八重歯になる人も結構いますから、気にすることはないような気もしますが、この八重歯も歯並びが悪いということで近年では嫌がる人も多いようです。欧米では八重歯は悪いものの代表のような扱いをされているようですしね。八重歯は、犬歯が唇側に飛び出た形で出てくるものです。八重歯は、八重歯になる犬歯が他の歯よりも生えるのが遅いのが原因です。従って、健康な乳歯の状態を維持していたとしても、八重歯になってしまう人も多いです。この場合も、直すためには矯正治療をするしかありません。
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